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「クリムゾン・ピーク」の感想

time 2017/10/03

「クリムゾン・ピーク」の感想

世間知らずで初々しいお嬢様を演じるミア・ワシコウスカと、謎めいた貴族の青年を演じるトム・ヒドルストンの魅力が詰まった映画です。

ホラー映画ですし、ちょっとグロテスクな描写もあります。

でも最初は利用するつもりで近づいた主人公のイーディス(ワシコウスカ)に、次第に惹かれて本物の愛情を抱いていくトーマス(ヒドルストン)の様子や、二人が本当に愛し合うところなどが切なくて、ホラー映画なのに美しいラブストーリ—といった感じです。

前からトム・ヒドルストンのファンですが、彼の持つノーブルな魅力はこの映画でも十分に発揮されていて大満足でした。

物腰は柔らかく、高貴な感じがするのに、何か恐ろしい秘密を隠している謎めいた様子の美青年といった感じで、この役を演じるならまさに彼しかいない!と思わせてくれます。

作中一番怖いキャラクターはトーマスの姉、ルシールで、冷たい美貌といい、ちょっとしたことで激高する性質といい、まさに悪魔、といった風情です。

屋敷に住み着く「何か」が、新参者のイーディスにその気配を知らせたりしてイーディスが不気味に追い詰められていくところも良かったです。

子供の頃に亡くした身内の愛情と、トーマスの愛情に救われるイーディス、そして一族の悲劇を一身に背負うような形で死んでいくトーマスの、なんとも悲しい物語ですが、ヒドルストンとワシコウスカの美しさが悲劇に華を添えます。

ホラー映画は見たいけど、ただ怖いだけでなく恋愛要素があったほうがいい、という人におすすめの映画です。

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