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「グラスホッパー」の感想

time 2017/10/05

「グラスホッパー」の感想

この作品は、大人気ミステリー作家伊坂幸太郎の作品のなかでも特に人気のある「殺し屋シリーズ」の中の1作を、映像化した作品です。

婚約者をひき逃げで殺された生田斗真さん演じる主人公の元教師の、いわゆる「普通の人」目線でのストーリー部分と、殺し屋目線のストーリーの両方があることによって、この作品は妙に「現実にある知らない世界」を切り取って私たちに見せてくれているのではないかと思わせる説得力を持っています。

また、若き殺し屋を演じている山田涼介さんは、この作品が初めての映画出演となるそうですが、その「初出演だ!」という力の入り方や気合いが、逆にうまく殺し屋の若さや度胸を演出していて、まさにハマり役になっているところがとてもよかったです。

伊坂幸太郎作品ならではの、人と人とのつながりによる暖かさもしっかりと見せながら、悲しい殺し屋たちの結末に向かっていくストーリー展開は、原作ファンにもきっと満足できる仕上がりになっていると思います。

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